おおつぼ小児科

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当院の特徴

当院の特徴

  • 小児科専門医による診療

    小児科専門医による診療

    小児科専門医が正確・迅速に
    診察を行い、病気の重症化を防ぎます。

  • インフォームドコンセント

    インフォームドコンセント

    お子さまとそのご家族に
    納得していただけるように
    十分に説明させていただきます。

  • 抗生物質は最小限の処方

    必要最小限の投薬

    自然治ゆ力を引き出す治療を心がけます

  • 血管を可視化する機械の導入

    血管を可視化する機械の導入

    痛みを伴う血液検査や点滴がスムーズ
    に行えるように、血管が見える装置を
    導入しています。

  • 医療連携

    医療連携

    入院や特別な検査・治療が必要と判断
    した場合には、速やかに高度な医療レベルを
    持つ連携病院に紹介いたします。

  • ENGLISH OK

    English-only patients welcome

    Examinations can be
    conducted in English.

診療方針

「もし自分の子どもであったらどうしてほしいか」を常に考えて、診療を行います。

ご家族にとって、お子さんについてはどんな小さなことでも、気になったり心配になったりすると思います。どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
何科にかかればいいかわからない場合や、診察後にさらなる検査・治療が必要な場合は、連携病院や専門医を紹介します。またご家族の診療や予防接種も行っております。

忙しい日々の中で通院することは、大変な努力が必要であると思います。当院では通院していくなかで、お子さんとご家族が様々な病気や症状に関する知識や対応法を体得していただき、最低限の通院で日常生活が送れるよう、スタッフと共に診療にあたっています。また必要と思われる検査や希望される検査は可能な限り行い、お子さんとご家族の期待に応えられるよう尽力します。

診療は以下の手順で行い、お子さんとご家族の不安を可能な限りなくします。

  1. お子さんとご家族の話を聴く。
  2. 心配な点や疑問点を理解する。
  3. 丁寧な診察をし、必要な検査を行い、わかりやすい説明をする。
  4. 理解・納得ができたか、他にわからない事はないか、確認する。

また説明の際には、以下の事項をお伝えします。

  • 〇いつよくなるか
  • 〇再診が必要な目安
  • 〇夜間・休日診療への受診が必要な目安
  • 〇内服を中止する目安
  • 〇登園・登校可能な目安

小児かかりつけ医制度について

診療・予防接種・健診等を通してお子様の健康と成長を見守るかかりつけ医を持ちましょうという制度です。
予防接種等を含めて当院を4回以上受診したことのある6歳未満のお子様が対象となります。
登録されたお子様とそのご家族の方に、ワクチンの優先確保、インフルエンザワクチンの早期予約開始等を行います。
登録には同意書への署名が必要となりますので、受付にお申し出ください。

  • 〇急性期の対応や、アレルギー等の慢性疾患の指導・診療を行います。
  • 〇必要に応じて連携している専門医療機関を紹介します。
  • 〇健診受診状況や結果を把握し、健康相談に応じます。
  • 〇予防接種の実施状況を把握し、ワクチンの指導を行います。
  • 〇発達障害の疑いのお子様の診療・相談に対応し、専門医療機関へ紹介します。
  • 〇育児不安の相談に対応します。
  • 〇診療時間内の電話によるお問い合わせに対応します。
  • 〇診療時間外や緊急時は、連携医療機関へ紹介します。

小児かかりつけ医制度に登録できるのはひとつの医療機関だけと定められています。他院から当院への変更登録も可能で、登録されていたクリニックに解除したい旨をお伝えください。また登録後に他のクリニックに変更したい場合はお知らせください。他の医療機関の受診を制限するものではありません。

投薬について

当院で処方している薬について
  • 〇必要最少量であること、必要最低限の内服頻度・日数になることを心がけています。
  • 〇当院で選択しているジェネリック医薬品は全スタッフと共に味や舌触り等を評価し、飲みやすい物を選択しています。OD錠(ラムネ)に関してはなるべく美味しいラムネを、錠剤に関してはなるべく小さい錠剤を選択しています。
  • 〇薬局によっては、当院で処方した薬の在庫がない場合があります。その場合は、当院が想定している味やサイズとは異なる薬に変更となります。
  • 〇同じ薬でも製薬会社によって味や錠剤の大きさが異なります。
座薬
  • 〇保存期間は冷蔵庫で半年から1年間です。
  • 〇包装された状態で指示された大きさに切り、使用してください。
  • 〇座薬の先端にワセリン等を少量つけてゆっくり肛門に挿入します。指で肛門を約10秒間押さえておくか、お尻を両手で肛門を閉じるように約10秒間押さえておくと、座薬の排出が起こりにくいです。
  • 〇座薬を嫌がる3歳頃に、内服薬へと切り替えていくことが多いです。
  • 〇解熱剤や吐き気止めの座薬は、内服薬よりも早く効果が現れます。
シロップ剤
  • 〇細菌が繁殖しやすく、保存期間は冷蔵庫で約2週間です。
  • 〇粉薬よりも薬の種類が少ないため、シロップでは発売されていない薬は粉で処方します。
  • 〇15㎏以上のお子さんに1日2回内服で処方すると1回量が多くなるため、粉薬への切り替えをお勧めしています。
  • 〇同じ薬でも製薬会社によって味が異なります。
粉薬
  • 〇室温保存で3~6か月です。湿気によりベトベトしたり変色した場合は内服できません。
  • 〇20~25㎏のお子さんに1日2回内服で処方すると1回量が多くなるため、錠剤やラムネへの一部切り替えをお勧めしています。
  • 〇同じ薬でも製薬会社によって味が異なります。
錠剤
  • 〇咳止めにはカリカリ食べられる粒や小さい糖衣錠があります。
  • 〇鼻水止めは7歳からラムネか小さい錠剤が選べます。
  • 〇喉の痛み止めにはトローチがあります。
  • 〇同じ薬でも製薬会社によって大きさが異なります。
混合軟膏・クリーム剤
  • 〇高温になると分離して使えなくなるため、冷所に保存してください。
抗生物質の使用について

当院では、お子さんの持つ強い回復力を生かす治療を心がけています。
必要以上の薬は使用しない方針で、特に抗生物質と解熱剤の使い方には注意をしています。
抗生物質の投与が必要かどうかの判断には、院内に導入した血液迅速測定器を用います。
そして、その結果をもとに抗生物質が必要かどうか、必要ならばその使用期間や投与量を決めます。

解熱剤の使用について

解熱剤の使用によって、病気が早く良くなることはありません。
また解熱剤によっていったん熱が下がっても、効果が切れると再び熱が上がります。
この熱の上げ下げが、お子さんの体力を奪ってしまいます。解熱剤を使ってほしい時は、
いつもの寝る時間になっても熱でうなされて寝られない時です。
この場合、不快感を取り寝つきをよくしてあげることが目的で、熱を下げることが目的ではありません。
かぜなどの一般的な病気は、適切な治療で一番大変な時期を乗り切る手助けができれば、
その後はお子さん自身の回復力で元気を取り戻すことができます。

漢方薬の使用について

当院では、自然治癒力を高める効果のある漢方薬を治療に使います。
お子さんのご家族が漢方薬を選ぶ理由として、西洋医学の治療が効きにくい、
西洋医学の薬よりも長い歴史があるので副作用も大体わかっているから安心、などがあります。
また、医師の立場から漢方薬を選ぶ理由として、西洋医学と違うアプローチで病気を治す、
我々が元々持っている自然治ゆ力を引き出してくれる、などがあります。
小児で漢方がよく使われる病気や症状として、夜泣き、イライラ、朝起きられない、便秘、腸が過敏、かぜなどがあります。
多くの漢方薬は苦みがありますが、少し工夫することでうまく飲めるようになります。

診察の流れ

丁寧な問診

まず丁寧な問診を行い、お子さんの症状の把握に努めます。また、ご家族の不安や悩み等、気になることがあれば私たちにお伝えください。

診察

診察は細心の注意を払って行い、病気の重症化を未然に防ぎます。

優しい機器

鼻吸引や咳吸入などの処置に関しては、お子さんに優しい機器を導入しています。

必要最小限の検査

検査が必要であると判断した場合は、必要最小限の検査を迅速に行い、正確に病気を診断します。痛みを伴う血液検査や点滴がスムーズに行えるように、血管の位置を検出する装置を導入しています。

十分に説明

診断と治療についてご家族に納得していただけるように、十分に説明いたします。

次回の受診の目安

次回の受診の目安、家庭で気をつけていただきたいこと、どういう時は再診や救急受診が必要か、などをお伝えします。

お子さんの具合が悪い場合

診療は原則として順番通りに行いますが、以下のような症状がある場合は遠慮なくお申し出ください。

  • 顔色が悪い。
  • ぐったりしている。
  • ひきつけを起こした。
  • 息が苦しそう。
  • せきが止まらない。
  • おうとをくり返している。
  • 強い腹痛や頭痛がある。

夜間や休診日等でやむを得ず対応が難しい場合は、以下の電話相談や連携医療機関にご連絡ください。

  • 東京都子供の健康相談室(小児救急相談)
  • 東京消防庁救急相談センター
  • 足立区休日応急診療所・平日夜間小児初期救急診療
  • 博慈会記念総合病院
  • 東京女子医科大学附属足立医療センター
  • 東京都立東部地域病院