おおつぼ小児科

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アレルギーの病気

気管支ぜんそく

アレルギー

ぜんそくとは、肺の中の空気の通り道が狭くなり、息をするのが苦しくなる病気です。
ダニやほこりへのアレルギーが、70%以上の原因を占めています。

症状として、息が早くなる、ゼイゼイやヒューヒューが聞こえる、ひどい湿ったせきやからせき、せきで寝られないなどが現れます。

ぜんそくと診断されるのは、発作が2回/年以上ある場合です。発作が起こりやすいのは、夜から明け方、春と秋、低気圧や台風が近づいた時、かぜをひいた時、運動時などです。

3歳以下のお子さんでは、アトピー性皮膚炎や両親にぜんそくがあったりして、それに加えて今までにゼイゼイしたことがあれば、高い確率でぜんそくになることが分かっています。

治療は、発作がない時でも薬の内服が必要です。それでも発作が出る場合は、吸入薬を追加します。6歳以上のお子さんには、呼吸機能検査を用いてぜんそくの治療と管理を行います。

せきぜんそく

気管支ぜんそくの一歩手前の状態です。
ゼイゼイやヒューヒューはありませんが、しつこいからせきが2週間以上続くことが多く見られます。治療しないでおくと、気管支ぜんそくに移行してしまう場合がありますので、気管支ぜんそくと同じ治療を行います。

アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎(花粉症)

アレルギー性鼻炎では、くしゃみ・鼻水・鼻づまり、鼻がかゆい、鼻血をよく出す等の症状がみられます。
また、アレルギー性結膜炎では、目のかゆみ、充血、目やに、なみだ目等の症状がみられます。

主な原因は、春から初夏に起こる場合は草木の花粉が、夏から秋の初めに起こる場合は雑草の花粉です。
また1年を通して症状がある場合は、ダニ、ほこり、動物のふけ、などが原因としてあげられます。

寝ている時もかく、かゆくて学校の授業に集中できない、などの強い症状があるならば治療をすすめます。

食物アレルギー

特定の物を食べた後、約2時間以内にじんましん、咳、腹痛等のアレルギー症状がでる病気です。
現在日本では、乳児の10人に1人が食物アレルギーをもっていると言われています。

まずは、何を、どれくらい食べた時に、いつからどのような症状がでたか、などの詳細な情報が重要です。
血液検査で、特定の食物にアレルギーがあるかを調べることができます。検査結果はある程度信頼できますが、値が低くても症状が強い人もいますし、値が高くても食べても大丈夫な人もいます。

現在アトピー性皮膚炎との関連が重要視されており、スキンケアによって皮ふのバリアを作る事が、皮膚と食物の接触を防ぎぐことになると考えられています。
ゼイゼイ等の呼吸器症状や強い腹痛が起こる場合には、小児アレルギー科のある専門病院を紹介します。

アトピー性皮ふ炎

皮脂が少ないために、皮ふが乾燥してバリアが弱くなっている病気です。そのために皮ふからアレルギーの原因物質が侵入して、かゆみを引き起こすと考えられています。 良くなったり悪くなったりを長く繰り返しますが、適切な治療によって多くの人は改善します。

体の洗い方や軟こうの塗り方などのスキンケアが、最も重要になります。赤い部分やカサカサが強い部分には、ステロイド外用薬が必要となります。症状が落ち着いたら保湿剤やタクロリムス外用薬も併用し、なるべくステロイド外用薬を減らしてコントロールしていきます。かゆみがある時は、かゆみを抑える内服薬も用います。

治療によって皮ふの症状の改善が見られない場合、食物アレルギーが関係している事があり、食物アレルギーの血液検査を行うことをおすすめします。