おおつぼ小児科

MENU

一般的な病気やけが

小児科全般

便秘

治療が必要な便秘とは、2日間以上便が出ない・排便時に強く踏ん張る・便に血が付く等がある場合です。生後3か月頃や離乳食の開始頃から、便秘が始まることが多くなってきます。何日も便が出ない状態が続いていると便がより固く大きくなり、さらに出づらくなります。また便の摩擦によって、ぢになる場合があります。
外用薬や内服薬で便の硬さを調節していくと、毎日便意を感じて自分で踏ん張りスルッと排便できるようになります。便秘は癖になりますが、便秘治療薬は癖になりません。当院ではお子さんにあった食事法・薬の選択・トレーニング指導等をしていきます。
1歳6か月以降のお子さんでは内服薬等で便を柔らかくして、ステップやおまるを使った踏ん張りやすい和式スタイルでのトイレトレーニングをお勧めします。
また嘔気や腹痛を繰り返す場合、毎日便が出ていても便がたまることによってそのような症状が出ることがあります。

頭部外傷

どこからどこに落ちたか、どんな物のどこにぶつけたか等、写真を撮っておくと受診時に説明しやすいかもしれません。
生後3か月未満、80㎝以上から落下、5㎝以上の血種、ぐったり、嘔吐等がある場合は骨折や頭蓋内出血の可能性もあるため、大学病院等の脳神経外科へ紹介します。ゆっくりと頭蓋内出血が起きている場合もあるため、24時間は異常がないか観察が必要です。

低身長

100人が身長順に並んだ時の前から2人が低身長に当てはまります。母子手帳の身体発育曲線の黄色枠からはみ出る期間が続く場合は、当院で身長・体重の発育をチェックします。検査が必要な場合やご家族が心配な場合は、希望する大学病院へ紹介します。
一般的に大学病院では最初に病気が隠れていないかを調べ、必要であれば負荷試験を行います。負荷試験はベッド上で安静を保てるお子さん(4歳頃以降)で、3日間の入院で検査を行う場合が多いです。その結果により、成長ホルモン補充療法の適応があるかを判断します。

一般的な病気

一般的な病気

〇かぜ:熱、せき、のどやおなかのかぜなど
〇流行の病気:溶連菌、手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱、おたふく、みずぼうそうなど
〇呼吸器の病気:気管支炎、肺炎、クループ症候群など
〇おなかの病気:げり、おうと、腹痛、胃腸炎など
〇その他:便秘、ひきつけ、夜泣き、おねしょ、身長の悩み、体重の悩み、
貧血、膀胱炎、尿路感染症など