絶壁など、頭のゆがみが気になる場合はご相談ください。早期にお子さん専用ヘルメットを作成し着用することにより、矯正が可能です。
以下のようなヘルメット(クルムフィット、アイメット、スターバンド、ベビーバンド等)があり、病院によって扱うヘルメットが異なります。
頭がどれくらいゆがんでいるのか、ヘルメット着用によってどれくらい矯正できるのか、医療費控除が受けられるか等、まずは聞きに行くことをお勧めします。
ご希望する大学病院の頭の形外来や頭の形専門クリニックへ紹介します。
埋没耳、折れ耳、垂れ耳、立ち耳、スタール耳等、耳の形・大きさ・左右差等が気になる方はご相談ください。
早期に治療を行う事で矯正可能な場合があります。
ご希望する大学病院の小児形成外科や形成・美容外科や耳鼻科等へ紹介します。
目がずれる、目が寄る、物を近くで見る等の気になる症状がある場合は、ご希望する大学病院や眼科専門病院へ紹介します。
気になった時点で診断名・経過観察期間・治療計画等を聞きに行く事をお勧めします。
股関節、歩き方(内股・がに股等)、走り方等が気になる方はご相談下さい。
ご希望する大学病院や小児整形外科専門病院へ紹介します。
精巣(左右差がある、陰嚢内にない、大きい、小さい等)、陰茎(短い等)、包茎等、気になる事があればご相談ください。
ご希望する大学病院の小児外科へ紹介します。
〇平坦な赤いあざは自然に消える事がないため、レーザー治療を行います。
〇盛り上がった赤いあざは多くは自然消退しますが、増大後に消退すると伸びた皮膚が残る場合があります。そのためレーザーや内服治療を行った方がいいとされています。
〇あざの原因であるメラニン色素の皮膚内での深さによって、青色・茶色・黒色のあざになります。お尻以外にある青色の蒙古斑はレーザー治療の適応です。
過剰に分泌された皮脂が、毛穴を詰まらせることによって起こります。
頭部や首・耳周囲にできやすく、かさぶたのような物が付着します。スキンケアで治りますので、ご相談ください。
赤ちゃんの皮ふは薄く、水分が蒸発し乾燥しやすくなっています。
また生後3か月頃から、肌の水分を保持している皮脂が減り始めることも乾燥しやすい原因です。そのため早くから保湿を行い、肌の乾燥を防いでいくことが重要です。乾燥しやすい場所には、首・手首・足首・耳周囲・背中・肘・膝等があります。カサカサ・ザラザラ・赤みがある等、肌の状態で気になる事があればご相談ください。当院ではお子さんの肌に合った保湿剤等を選び、塗り方を説明します。
おむつの中は常に蒸れているために、皮ふがふやけています。そして尿や便が刺激となり、あれやすくなっています。
便の回数が多い時は、おむつかぶれを起こさないように早くから皮ふを保護していくことをお勧めします。また洗いすぎやお尻の拭き過ぎでも肌が傷つくので注意が必要です。軽いおむつかぶれから真っ赤になるおむつかぶれまで、お子さんの肌の状態にあったケアを説明します。
およそ10%の赤ちゃんに「でべそ」があると言われています。
その内80%のお子さんが1歳迄に自然に治りますが、残り20%の人は「でべそ」が残ったり、おへその皮が余ります。生後4か月迄に綿球を使った圧迫療法を開始すると「でべそ」も治りやすく、またおへその皮も余りにくくなります。当院ではお母さんと一緒にお子さんの肌に合うテープを選び、圧迫療法を始めます。その後もテープ交換を行う時に、おへそと肌の状態を同時にみていきます。1歳時に「でべそ」が残っている場合は、大学病院の小児外科等に治療をお願いします。