近年日本では歯の矯正を行うお子さんが増えていますが、海外では以前から歯の矯正だけではなく、頭や耳の形の矯正もよく行われています。
お子さん専用ヘルメットを作成し装着することにより、頭の形の矯正が可能です。後頭部が平坦であったり、頭の形が左右非対称であったり等、頭の形が気になる場合はご相談ください。病的な頭の形ではないか、どれくらい歪んでいるか、どれくらい矯正で変わるか、装着期間、医療費控除について等の質問が多いです。
現在数種類のヘルメットが販売されており、病院やクリニックによって扱うヘルメットが異なります。頭が大きくなった時に再作成が無料のヘルメットもあります。
矯正を行うかどうかはご家族の意向が最優先です。当院ではヘルメット治療を専門に行っている、きめ細かい対応をしてもらえる、家から近い、待ち時間が短い等、ご家族の希望に添う大学病院や頭の形専門クリニックを紹介しています。
近年日本では歯の矯正を行うお子さんが増えていますが、海外では以前から歯の矯正だけではなく、頭や耳の形の矯正もよく行われています。
立ち耳・折れ耳・カップ耳・埋没耳・スタール耳は、早期であればテーピングや矯正器具が有効です。治療開始の年齢が上がると、耳の軟骨が硬くなったり、手で矯正器具を取ってしまうために治療が難しくなります。矯正治療が難しい場合は、手術になります。
当院では小児形成外科を専門に行っている、きめ細かい対応をしてもらえる、家から近い、待ち時間が短い等、ご家族の希望に添う大学病院を紹介しています。
レーザー治療により、あざを薄くしたり消したりできるため、気になる場合はご相談ください。赤ちゃんの薄い皮膚はレーザーが病変部に届きやすく、大人よりも治療に対する反応は良好です。早い段階での治療が、より目立たなく、治すことが期待できます。
当院では、赤ちゃんのレーザー治療を専門に行っている、きめ細かい対応をしてもらえる、家から近い、待ち時間が短い等、ご家族の希望に添う病院やクリニックを紹介しています。
〇サモンパッチ:自然消退もありますが、気になる場合は早期にレーザー治療を開始することもあります。濃い色調の場合は残存しやすいです。
〇ウンナ母斑:出生時から後頭部や首にみられる平坦な赤いあざです。自然消退することが多いですが、気になる場合は早期にレーザー治療を開始することもあります。赤みが強い場合は残存しやすいです。ボウズやポニーテールにした時に気になりはじめ、後々にレーザー治療を希望する方もいます。
〇いちご状血管腫:生後数日~2週目頃に赤い斑点が出現し、徐々に広がって隆起してきます。1歳頃から小さくなり、多くは7歳までに自然退縮するとされていますが、皮膚のたるみが残る場合があります。
自然消退も期待できますが、早くから内服治療やレーザー治療や併用療法を行うことで、早期に赤みをなくしたり、痕を残さず治したりが期待できます。
〇単純性血管腫:出生時からある、赤い平坦なあざです。自然に消えることはなく、色が濃くなったり大きくなったりすることがあります。早くからレーザー治療を行うことで、赤みを薄くすることが期待できます。
〇青色のあざ:蒙古斑(お尻にできる)・異所性蒙古斑(お尻以外にできる)・太田母斑(顔にできる)等があります。お尻や背中の薄い色のあざは自然消失しますが、お尻や背中以外のあざや濃い色のあざは、成人になっても残ることがあるために、レーザー治療をお勧めします。
〇黒色のあざ:レーザー治療の効果が弱い場合は手術の適応になります。
〇茶色のあざ:自然に消えることがない平坦なあざです。大きくなってからのレーザー治療は効果が薄いために、早くからレーザー治療を行うことをお勧めします。
目がずれる、目が寄る、物を近くで見る等の気になる症状がある場合は、ご希望する大学病院や眼科専門病院へ紹介します。
気になった時点で診断名・経過観察期間・治療計画等を聞きに行く事をお勧めします。
精巣(左右差がある、陰嚢内にない、大きい、小さい等)、陰茎(短い等)、包茎等、気になる事があればご相談ください。
ご希望する大学病院の小児外科へ紹介します。
過剰に分泌された皮脂が、毛穴を詰まらせることによって起こります。
頭部や首・耳周囲にできやすく、かさぶたのような物が付着します。スキンケアで治りますので、ご相談ください。
赤ちゃんの皮ふは薄く、水分が蒸発し乾燥しやすくなっています。
また生後3か月頃から、肌の水分を保持している皮脂が減り始めることも乾燥しやすい原因です。そのため早くから保湿を行い、肌の乾燥を防いでいくことが重要です。乾燥しやすい場所には、首・手首・足首・耳周囲・背中・肘・膝等があります。カサカサ・ザラザラ・赤みがある等、肌の状態で気になる事があればご相談ください。当院ではお子さんの肌に合った保湿剤等を選び、塗り方を説明します。
おむつの中は常に蒸れているために、皮ふがふやけています。そして尿や便が刺激となり、あれやすくなっています。
便の回数が多い時は、おむつかぶれを起こさないように早くから皮ふを保護していくことをお勧めします。また洗いすぎやお尻の拭き過ぎでも肌が傷つくので注意が必要です。軽いおむつかぶれから真っ赤になるおむつかぶれまで、お子さんの肌の状態にあったケアを説明します。
およそ10%の赤ちゃんに「でべそ」があると言われています。
その内80%のお子さんが1歳迄に自然に治りますが、残り20%の人は「でべそ」が残ったり、おへその皮が余ります。生後4か月迄に綿球を使った圧迫療法を開始すると「でべそ」も治りやすく、またおへその皮も余りにくくなります。当院ではお母さんと一緒にお子さんの肌に合うテープを選び、圧迫療法を始めます。その後もテープ交換を行う時に、おへそと肌の状態を同時にみていきます。1歳時に「でべそ」が残っている場合は、大学病院の小児外科等に治療をお願いします。
クーラー等の風が直接赤ちゃんにあたらないようにすれば、ご家族が快適に過ごせる室温や湿度で問題ありません。赤ちゃんは代謝が活発で汗っかきですが、薄い皮膚のために体温が逃げやすいです。そのため服を着させすぎたり布団をしっかりと掛けたりしていると、熱がこもって風邪による発熱と区別がつきにくい場合があります。
手足も体幹も熱い場合は、薄着にしてください。
手足も体幹もひんやりしている場合は、服を一枚増やしてください。
手足がひんやりしていても体幹が熱い場合はそのままの服で問題ありません。
赤ちゃんは服を着こんでいると、熱がこもって体温があがりやすいです。肌着だけにして1時間後にも37.5度以上ある場合は発熱していると考えられます。生後3か月未満のお子さんの場合は、早めに当院もしくは連携医療機関にご連絡ください。生後4か月以降のお子さんの場合はぐったりしていなければ翌日の受診で問題ありませんが、気になる場合はご連絡ください。
どこからどこに落ちたか、どんな物のどこにぶつけたか等、写真を撮っておくと受診時に説明しやすいかもしれません。
生後3か月未満、80㎝以上から落下、5㎝以上のたんこぶ、ぐったり、嘔吐等がある場合は骨折や頭蓋内出血の可能性もあるため、大学病院の脳神経外科へ紹介します。ゆっくりと頭蓋内出血が起きている場合もあるため、24時間は異常がないか観察が必要です。
毎日排便がない・いつも排便時に踏ん張る・便に血が付く等がある場合は、軟便であっても便秘です。便秘による症状として多いのは、ミルクの吐き戻しや腹痛からくる不機嫌です。上記の症状が一つでもあるなら早めに治療を始めて、気持ち良く排便してもらいたいと考えています。
一般的に大腸の最後の部分である直腸に便が下りてくると、直腸が拡がることにより便意を感じ排便します。しかし便秘の赤ちゃんでは、直腸に便が溜まっていて直腸が拡がったままの状態が続くことにより、便意を感じにくくなっています。
まずは綿棒刺激で排便を促してください。それでも出にくい場合は、座薬等で直腸に溜まった便を出し切ります。何度も便秘を繰り返す場合は、便を出しやすくする内服薬を暫く続けます。座薬や内服薬で排便を調節していくと踏ん張り方を覚えて、便意を感じた時にスルッと排便できるようになります。便秘は癖になりますが、便秘治療薬は癖になりません。
当院ではお子さんにあった食事法・薬の選択・トレーニング指導をしています。
病気もない元気な赤ちゃん(多くは生後2か月から6か月)が睡眠中に突然死する、原因不明の疾患です。政府等の取り組みにより日本での死亡者数は1997年538人から、2023年48人にまで減少していますが、1歳未満の死亡原因として現在第5位を占めています。寒い時期におきる事が多く、睡眠中の窒息を防ぐために以下の事が大事とされています。
〇仰向け寝にする
〇掛布団や毛布を使わずに洋服やエアコンで体温を調節する
〇固めのマットレスを使う
〇顔周囲に枕やぬいぐるみを置かない