おおつぼ小児科

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皮ふの症状

乾燥肌

赤ちゃんの皮ふは大人と比べて非常に薄いために、水分が蒸発して乾燥しやすくなっています。そして生後3か月頃からは肌の水分を保持している皮脂が減り始めるため、さらに乾燥していきます。そのため早くから保湿を行い、肌の乾燥を防いでいくことが重要です。乾燥しやすい場所には、首周囲・背中・肘・膝裏・手首・足首等があります。カサカサ・ザラザラ・赤みがある等、肌の状態で気になる事があればご相談ください。当院ではお子さんの肌に合った保湿剤等を選び、塗り方を説明します。

おむつかぶれ

おむつの中は蒸れているため、皮ふがふやけています。そして尿や便が刺激となり、荒れやすくなっています。便の回数が多い時は、おむつかぶれを起こさないように早くから皮ふを保護していくことをお勧めします。また洗いすぎやお尻の拭き過ぎでも肌が傷つくので、注意が必要です。軽いおむつかぶれから真っ赤になる強いおむつかぶれまで、お子さんの肌の状態にあったケアを説明します。

脂漏性湿疹

過剰に分泌された皮脂が、毛穴を詰まらせることによって起こります。額・頭部・首周囲・耳周囲にできやすく、かさぶたのような物が付着します。ほとんどの湿疹はスキンケアで治りますので、ご相談ください。

でべそ(出臍、臍ヘルニア、お臍が膨らむ)

およそ10%の赤ちゃんに「でべそ」があると言われています。その内80%のお子さんが1歳迄に自然に治りますが、残り20%の人は「でべそ」が残ったり、おへその皮が余ります。生後4か月迄に綿球を使った圧迫療法を開始すると「でべそ」も治りやすく、またおへその皮も余りにくくなります。
当院ではお母さんと一緒にお子さんの肌に合うテープを選び、圧迫療法を始めます。その後もテープ交換を行う時に、おへそと肌の状態を同時にみていきます。1歳時に「でべそ」が残っている場合は、小児外科等に治療をお願いします。

とびひ(飛び火)

虫刺され・湿疹・傷等をひっかいた時に細菌が入り、水ぶくれやかさぶたができる感染症です。飛び火のように次々と広がってゆくので「とびひ」と言われています。小さいと抗生物質の軟膏でよくなりますが、数が多かったり大きかったりする場合は抗生物質の内服も必要となる場合があります。
かゆみを抑えるためにも毎日数回やさしくしっかりとシャワーで洗い、抗生物質の軟膏を塗ってください。軟膏は少し厚めに塗るとガーゼを剥がしやすくなります。数日間軟膏を塗ってもよくならない場合は、ご来院ください。洗い方・軟膏の塗り方・ガーゼの使い方を説明し、抗生物質の内服が必要か判断します。

すり傷

①湿潤療法で乾燥を防ぐ、②日焼けをしない、③傷を触らない、が大事です。

  • ① 石鹸でよく洗い、シャワーで洗い流します。消毒の必要はありません。乾燥させないよう、かさぶたができないよう、ステロイドや抗生物質の軟膏を塗った上にワセリン等を重ね塗りし、キズパワーパッド等を貼ります。テープを交換する時に、石鹸とシャワーで洗い流して下さい。テープがはがれやすい・くさい・かゆい等がある場合は、ご相談下さい。
  • ② 1週間を過ぎるとキズが乾いて赤くなってきます。この時のキズは紫外線を吸収しやすいため、色素沈着が起きやすくなっています。UVカットのテープを貼ったり日焼け止めを塗ったりして、紫外線対策をして下さい。まだキズがジュクジュクしている場合は、ご相談下さい。
  • ③ UVカットのテープを貼ることは、キズが引き延ばされて大きくなることも予防します。もし黒茶色の瘢痕を残した時はレーザー等で治療できることがありますので、大学病院等に紹介します。

みずぼうそう(水痘)

2回予防接種をしていても約10%の人がかかります。その場合は発熱もなく発疹も少なく、治療開始後数日でよくなる場合が多いです。ただし発疹の数が少なかったり赤みが薄かったりして、最初は判断が難しい場合があります。